調査設計
調査設計をやってみて痛切に感じたことがある。
それは、「ロジカル」かつ「明快」であれということである。
調査の目的は調査によっても異なるのだが、自分の仮説を確認するためや、現状での課題の確認、新しい商品開発やマーケティングのための資料とすることなどである。
まず難しいと感じたのは、設問をMECEにすることである。
曖昧にどちらとも取れる選択肢を用意したのでは、綺麗に定量化できたとは言いがたい。
しかも、それでいて意味を持ち、簡潔な文章だけで理解してもらう必要がある。
さらに分岐などの条件によって無駄な質問やおかしな質問を避けなければならない。
ここには、「ロジカルかつ明確」というのが大きな要素になる。
一つ、印象的なエピソードを挙げる。
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とある飲み会の席(男性6人)で、「ちょっとこの席にいる人を二つにセグメントしてみろ」と言われた。
みなさんも、少し考えてみていただきたい。
飲み会に来た男性6人だ。
どういう分類に分けるのが適切か。
僕は、悩んだ。
どうセグメントに意味を持たせるか。
それしか頭になかった。
調査会社ということもあるのか、彼らの答えは明確だった。
それも、矢継ぎ早に出てくる。
簡単に、例を挙げよう。
「学生と社会人」「契約形態(経営者・社員・インターン)」「年代」「住んでいる地域」「シャツを着ているか着ていないか」「時計をしているかしていないか」「メガネをかけているかいないか」「ビールを飲んでいるか、それ以外のお酒を飲んでいるか」・・・・・
今考えただけでも、まだまだ出てくる。
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これに対して、どれくらいの意味があるのか?と思う人も少なくないと思う。
意味なんて、いらないのだ。
いや、何よりも深い意味をもっているというほうが適切なのかもしれない。
実際問題として、ある適切な設問のとき、上記の内容でセグメントすればかなり明快かつ有意義な調査結果が得られる。
そもそも、マーケティングでターゲットをセグメントするときも似たような分け方をする。
「性別」「年代」「職種」「生活形態(一人暮らしなど)」・・・・・
つまり、調査のときは(もちろん、他の場面でもだが)誰にでも公明正大な論理で構成しなくてはならない。
そのためのセグメントであり、設問設計である。
なかなかに、難しい。
調査は、言ってみれば、情報を操作することである。
設問で回答者から引き出す情報を制限するのだから。
逆に、そうでなければ調査などできない。
調査結果だといって10000人の自由記述回答(Free Answer)を見せられても、どうしろというのか。
まだまだロジカルさが足りなすぎる。
あとは、simpleに考えること。