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名探偵コナンは実在するか

今日の帰りにふと目に留まったのだが、名探偵コナンが、ついに51巻まで出してしまったらしい。
僕は20巻が出たことすら知らなかった。

で、「他殺で人が死にすぎ!」と思ったのであるが、実際、どうなのだろうか。

まず、あまり気分のよい検索ではないが、他殺による死亡者数を調べてみる。
…となかなか統計として載っていない。
かろうじて発見したのは、原発に関する記事で「これを日本における死亡率と比較すると、他殺による死亡率と同レベルで、交通事故死の50分の1程度となる」という記述を発見。
すると、交通事故死はというと、「1万1,483人」とある。
すると、他殺による死者は平成十四年に約230人と推定できる。
途中で、他殺による死亡割合が0.1%であるという記事を発見したが、この数値からするとだいぶ大きくなってしまうので、有効数字の関係だと仮定して値の小さい前者を採用する。

一方の名探偵コナンを見てみる。
名探偵コナンの世界の時間の流れで見る方法と、実際の時間の流れで見る方法があるが、両方を検討する。

まず、名探偵コナンにおいて、シリーズすべてにおける他殺による死者をαとおく(このαについては後ほど)。

①名探偵コナンの世界の時間。
現時点でどういう話になっているのか知らないが、僕の予想が正しければ工藤新一の学年はまだ受験勉強をしていないはずなので、まぁ進んでいても3年生になったばかりだと仮定する。
すると、最大で2年間の年月が経過していることになる。
つまり、統計から割り出した数字を当てはめると、この世界では他殺による死者が460名いることになる。
それを簡易化のために460件、2年間等間隔で(同時に起きていなければよい)、47都道府県でat randamに起きた事件であると仮定する。
そうすると、東京都にいるコナンが(移動しまくっててもたぶん同じだが)α件の事件に遭遇する確率は、
47分の1のα乗 × 47分の46の(460-α)乗。  (あってるのかな・・・)

で、αに適当な数字を当てはめるのだが、これはエクセルを使用すればとても簡単。
ってかエクセルがなかったらこんなあほなこと思いつかないし。
………あれ?エクセルの有効範囲を超えている!
まじか。
ちなみにα=100とすると小数点以下171桁目に最初のゼロでない数字が出てくるらしい。
      α=1でやっと0.0001%になる。
でも普通に考えて、47分の1の確率の試行を460回繰り返したら期待値は10くらいになるのだから、何かがおかしい。

そか。組み合わせを考えないといけないんだ。
  上記の式に掛けることの、  " 460 C α "  である。
そこまでエクセル頭よくないだろ。

とおもったらある!!!!!!!!
エクセルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
COMBINEという関数らしい。
エクセルはやはり世界一のソフトウェアである。最高。

で、やっと妥当と思しき数字が出てきた。
α=1 0.05%
α=10 12.61%
α=100 0.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000048%
だそうな。
これであってるとよいのだけれど。
ちなみに10より1が確率が低いのは、期待値が10に近いので逆に珍しいから(のはず)。
α=100は、ゼロが小数点以下65個並んでいるハズ。
二年間で、α件の殺人事件発生に、同じ県に居合わせる確率がこれだけだそうです(あっていれば)。



②実際の時間。
読み疲れた方もいるかとは思いますが、二度目は簡単なので。
コナン連載が1994年の開始ということなので、満11年とします。
つまり、全国では累計で2530件。
エクセルで数字を入れ替えると…
α=100のとき、0.00000037%
だそうです。

ここでαについて述べると、
名探偵コナンが51巻発売されていて、1巻当たり2話、1話につき殺人事件が1件起きているとすると、約100件の殺人事件にコナン君が遭遇しているからなんですね。それぞれ2年間もしくは11年間に。

いづれにせよ、同じ件に居合わせる、というだけですので、現場に居合わせるにはさらにこれを何乗かする必要があるかと思います。
ただし、これを繰り返すことで、限りなくコナン君に近づくことが出来ると思います。


経済の世界でよく使う単純化も、あながち馬鹿にしたものではないということですね。


以上、名探偵コナンはありえないという話でした。
おしまい。

所要時間は、約2時間でした。
よってこの結果には2000円以上の価値があるはず。
ってかこんなために今日早く帰ってきたんじゃないよー。
最初はあまり気分のよくない調べ物だったが、最後の方は何とか解こうとして必死でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
不謹慎だと思った方、誠に申し訳ありません。
単なる興味だったのです。もうしません。


こんな方針で結局今後も、と思います。
どうぞ宜しく。

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