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授業に見る文化の違い

Behavioral Managementと言う授業を取っている。
簡単に言ってしまえば、プレゼンやミーティングなどに於いて、人がどんな風に行動してそれはどうしてなんだろうね、という授業である。
それをその場でテーマや状況を設定し、ロールプレイングしながら進めていく。
自分のちょっとした仕草や話し方、表情などが相手にどう影響し、また相手から何を読み取るのか、といったことをやっているのです。
もちろん、紙もペンもテキストもなく、机すらほとんど必要ない。
日本の学校からしてみれば、異色の授業である。

内容説明は長くなったので省くが、西欧の皆様からのご意見は、常に「これって実用的なの?」である。
もちろん、その場でアドリブで架空の内容を考えて進めるのだから、何を言うかに集中してしまって神経が他に回らないことはあるだろう。
今日の最後にも「今度からはもっと実用的な場面を想定してやりませんか?テキストを事前に用意して。」がでまくり。
個人的には、重要なのはそこから何を学び取るかで、状況が実用的かどうかは全く問題にならないと思うのだけれど。
まぁフランス一番の学校にいらっしゃっる方々がこんなこと気づいていないはずがないとは思います。

これは他の授業でも同様である。
日本はと言えば、ケーススタディなんぞ一つもなく、授業は大半が理論の解説に終始する。
かつ、練習問題などがあれば答えは一つであるのが基本である。
しかし、フランスへ来れば理論半分ケーススタディ半分 (授業次第ではさらに理論が少ない) だし、ケーススタディは答えが無限にあると言っても過言ではない。

結局は、どういう授業を受けて育ってきたかによる違いなのだと思う。
僕個人としては、地球が明日消えてなくなるのと同じくらいありえないことであっても、そこに重要なポイントが含まれているのであれば、勉強として意味はあるのではないかと思う。
だって経済学とかって、それの権化かもしれない。
どちらがいいとか悪いとかではなく、単に違いでしかないのだけれど、こちらでは専攻と職種の関連が深いのもうなずけると言うか、何と言うか。
とりあえず、"When in Rome, do as the Romans do."ですな。



11月20日追記:
とあるケーススタディを読んでいたら、文章のうち90%は問題への回答に不要な内容であることが判明。
というかケーススタディの場合はどれでも大体最初の1ページは回答に必要ない文章で占められている。

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