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Scanning

ひょんなことから日本語を再認識した。

ぱっと文字通り一瞬、何かの文章を読んだ時、どれくらい内容を把握できるだろうか。
出来るだけ短時間で大まかな内容、方向性などを把握することをscanningと言う (たぶん)。
それが日本語なら?英語なら?フランス語なら?
実感がある人も居るかもしれないが、少なくとも僕は英語の文章をぱっと見ても内容は中々頭に入ってこない。
新聞などを読むとよく分かる。

これにはもちろん、慣れとちょっとしたテクニックが関連していることは間違いない。
ただ、それを抜きにして考えてみると、ちょっと面白い。

「漢字は絵なんだから、漢字は内容把握がしやすい」
という話になった。
確かに。文字通り「象形文字」ですから。
そう考えると、象形文字を使う言語系統はscanningや短時間での内容把握に適した言語だと言うことが出来る。
絵を次から次へと見ていくのだから。
細かいことは研究したわけではないから分からないけど、もっと言えば日本語は中国語より適していると言えるだろう。
何故なら、全てが漢字なのではなく、名詞や動詞の一部など「重要と考えられる箇所」が普通は漢字で表記されている。 (ちなみにドイツ語は名詞が全部大文字から始まるらしい。それも一種の目印になる。)
scanningでほとんど不要となる助動詞や助詞の類は、日本語を勉強したことがなくても「なんとなく違う文字」として認識できるだろう。
すると、日本の新聞って、実は中身をあまり深く読まれていないのかもしれない。
ゴシップの類も、きっと特異な環境・表現であるのではと思う。

象形文字ユーザーは、視覚情報と概念との結びつけが得意だったりするのだろうか。
例えばグラフを読み取る力、芸術の分野、その他いろいろ。

いやしかし、自分が日常的に一種の「絵」を見て育った人種だったとは新鮮だった。

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