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November 21, 2007

素晴らしき利子平価条件の世界

最近の流行は、学校でのレポートをアップすることでしょうか。
いや、でも実際面白いんですよ。

以前、裁定取引の話D-dayの話でも書きましたが、世の中楽して儲けることが出来ないようになっているんですね。
複数の通貨間で裁定機会が存在しないのは、為替レートを引っ張り出していつでも検証できます。
今回は授業での指令通り、利子平価条件でやってみました。

利子平価条件を簡単に説明しますと、今日本で持っているお金をどこで運用しても、リターンには変化がないという理論にございます。
例えば100万円持っていたとして、それをアメリカドルに変えて利子率の高いアメリカで預金します。それを一年間預金して、一年後にまた日本円に戻します。そうして得たリターンと、そんな面倒なことをせずに、日本の銀行で預金して得たリターンが同じになるということですね。もちろん理論のお話なので、取引費用等はゼロです。
必要なのは、時点tでの為替レート、それぞれの国の利子率、将来の為替レートの4つです。
(この中で、将来の為替レートが曲者です。これを為替先物で代用した場合はカバー付き利子平価条件になり、将来の為替レートの予想値で代用した場合はカバーなし利子平価条件になります。)

今回のレポートでは、カバー付き利子平価条件を検証しています。
為替先物レート (フォワードレート) は直先スプレッドから計算しています。
各国の利子率の代理変数として、銀行間取引の利率を利用しています。
結果、サンプル182個の平均で裁定機会が0.07%、分散が0.00003という結果となりまして、ほとんど裁定機会はないという結論です。

欲しい方はこちらをどうぞ。

November 09, 2007

素晴らしきネイピア数の世界

風邪を引きました。
昨日夜遅くまでネイピア数の世界に浸っていたせいです。
自己満足のために、レポートをうpしようと思います。
はっきり言って穴だらけで、論理 (というか証明) がいくらか飛躍している部分や、厳密性にかける部分(実数まで拡張可能なのか、自然数だけなのかetc...) がありますが、4時間弱でゼロから仕上げたレポートですので、ご愛嬌。あと内容も実はこれで10分の1くらいしか説明できていませんが、レポートの様式が4枚~5枚ということでしたので、それ以上書くのは費用対効果の点でよろしくないと思いました。
数学アレルギーのない人であれば読めるはずです。

レポート

最近よく思うのですが、浪人して最もよかったことの一つに、数学アレルギーがなくなったことです。
決して好きではありませんが、やってみると毎回必ず興味を持つ分野です。
勉強するたびにクオンツにはとても入れないなと思うのですが、クオンツに入りたいなと思う今日この頃。机上の空論大好きです。
まぁ文系の学部卒を取っているなんて話聞いたこともありませんけどね。

そして昨日は改めて自分の原点を見た気分でした。
HEPSAという派遣留学生の会で、設立総会をやったのですが。
価値観とは、やはり昔からの経験を通して醸成されているもので、認識してはいても、それがぴたっとはまる瞬間は、やはり嬉しいものです。
がんばろーっと。

November 05, 2007

京都議定書の削減目標は達成可能か

日経新聞の一面に新技術に関する記事が出ていました。
内容は、高炉に新技術を導入すると、CO2排出量が30%削減できるというもの。
高炉といえば、鉄鋼を作る際にとても重要であり経済全体の基幹産業である一方、ガンガン火を焚くのでCO2排出量は大きいでしょう。
さて。この新技術がどれほどのインパクトを持つのかを検証してみました。

設定は以下の通り。
 ・今すぐに法律で「新しく高炉を建設する際には新技術を利用すること」と決められる
 ・減価償却を終えた古い高炉は速やかに新しい高炉へと改築される
 ・高炉が閉鎖になることはなく、経済成長率と同じ速度で高炉が増える

三番目の仮定が重要で、中国など成長著しい国では、一つ一つの排出を削減しても、全体としてはほとんど役にたたないといった場合を考慮に入れることが出来ます。
単純に考えれば、経済が2倍に成長すると (年7%の成長で約10年かかる)、排出量も2倍。
後述しますが、日本のここ16年間の弾力性は約0.25ですので、中国では少なくとも1.3倍と言ったところでしょうか。日本は経済全体に占める3次産業の割合が高いですし。すると30%削減しても100%を超えてしまう、という可能性が出てきます。

結果の例を挙げます。
例えば新技術で30%の削減が可能、経済の年成長率 (正確には排出量の成長率) は8%、減価償却にかかる時間が30年。
すると、25年後の排出量の増加は384% (約4.8倍)となり、全く減る気配がありません。
経済成長とCO2排出量増加の弾力性にも因りますが、弾力性が高いと上記 (弾力性は1) のような結果になり、京都議定書のような「****年の排出量から**%削減」というのは難しいことになります。
先進諸国では経済成長に占める3次産業の貢献度が高いはずなので、弾力性は低くなり、より実現可能性の高い目標である一方、3次産業は本質的に削減が難しいというジレンマを抱えています…。
またある部門での排出量の増減は、経済全体に対するインパクトがどれだけなのかを考慮する必要があります。例え削減に成功しても、他の部門で排出量が増加していれば全体としての減少は見込めません。

どちらにせよ、CO2排出量削減が温暖化防止に必要だとするならば、削減は急務だと言うことですね。特に成長著しい国でなんとか食い止めなくてはいけません。
ちなみに、先ほどテレビでは、2006年度の排出量が発表になり、削減目標となる1990年から6.4%排出量が増加していたという趣旨の内容が報道されていました (参考記事)。一方こちらのデータが正しいとしますと、年成長率が平均で1.3%なので、日本経済は16年間で約23%成長したことになります。つまり日本のここ16年間の経済成長に対する排出量弾力性は約0.25です。ご参考までに。

以下、エクセルの説明です。ご利用したい方はどうぞ。

エクセルファイルはこちら

・青い数字 ... 変更可能な数値。お好みに合わせて設定してください。
・factories ... 現在の工場数。結果には影響を与えませんが、数字を見やすくするためにご利用下さい。
・reduction ... 新技術によるCO2排出削減量
・depreciation ... 減価償却にかかる時間
・growth rate ... 経済成長率。経済成長率を低く見積もると、経済成長に対するCO2排出量増加の弾力性が低い状態と捉えることも出来ます。
・emission increase ... 排出量。
・n of factory increase ... 高炉の数。
・nominal reduction ... 新技術が導入されなかった場合と比較した削減率。当然ながら年を経るごとに数値が上昇し、最大値はreductionで設定した数字になります。

August 26, 2007

一年=12ヶ月=365日=8760時間

てらすごす。
映画ですぐにやられてしまう雑魚キャラの中の人はこんなにすごい人たちだったのか。
車に乗るのとかはちょっと便利なのでやってみたい気はするw

フランスへ来て今日でちょうど一年経ちました。
長かった。
位置づけとして大きいであろう時間は、濃く長く感じるものだけれど、この一年も長かった。

初めてパリの街を歩いたのと同じ道を、昨日何となく辿ってみた。
変わらないようでいて、全く違う世界。
やっていたお店が閉まっていたり、物理的な変化も大きい。
変わったの変わらないのという話をするが、一年あれば何をしていたって人間変わるものである。
主要因が何であるかということは、瑣末な問題だ。
どう変わってこれから何をどうしていくか、そういった変化の結果に対して価値がある。

残り一ヶ月。
何が恋しい帰りたいと言いつつも、住んでいれば愛着はあるものである。
目標を大幅に変更した結果やることがほとんどなくなったので、これからは早く帰宅して勉強でもしようかなと思案中。フランス語とか勉強するのは今だけだろうし。

追記: とまぁ、以上の文章(本文)を365文字でお届けしました(笑)

August 05, 2007

社会の変化


Twit Twit
Uploaded by Neibaf63

すごくフランス的。
どこがって?勝手に音楽を演奏して押し付けがましく金銭を要求するところとか…。
そういえば最近、性善説から性悪説に乗り換えました。すべてフランスのせいです。

社会の相対って、基本的には変化が無いのだと思う。
別の表現をすると、社会の変化量の絶対値より個人の変化量の絶対値が大きい。
よく「世の中変わったなぁ」なんて話を耳にするけれど、僕はそんなことは無いと思う。
もちろん、世の中の絶対は変化している。
テレビ。車。飛行機。インターネット。これらの普及だけで、世界は比較にならないくらい変化している。
でも、その中で暮らしている人々の営みには大きな変化は無いと思っている。
友人で中学校の先生になった人がいるのだけれど、その人が学校での出来事を日記にアップしている。
それを読むとつくづく思うのだが、視点や感情移入する対象が違うだけで、大まかな枠組みは同じである。
多少は大人になったのだから、主張や考えることは当然ながら違う。
だけれども、10代の人の考えることを辿ることは出来る。

例えばAAA落書きニュース
このニュースで初めてAAAを知ったあたりに日本の事情に疎い感じがするが、まあよいとして。
今この内容を見れば、処罰されて当然であると考えるし、自分であればこんなことはしない。
が、中学生のころは落書きをした口である (笑)
そして中学生の主張は、身に覚えがある。

「そりゃ悪いかもしれないけど…あなた達が口を出すことじゃないでしょ?おばさん?」
「怒っていい?おじさんたちは一体何様?お前達が世界の王か?いい気になんな!」
「岩、岩、岩、岩、ってうるさぃ↓みんながやってるんだからイーじゃん」

学校で問題になったとき、全く同じ考えをした記憶がある。
もうすぐあれから10年になるのか…(遠い目)


人は人を再生産し、育てる。そしていつか成長して社会の構成員となり、社会を動かす一員として過ごす。
誰にも子供として過ごした時期があり、色々な葛藤や経験と向き合いながら時間を過ごしていく。
社会にしたってビジネスにしたって、元々の目的は「自分が食べていくため」に構成されているのであって、「何かを提供してその対価として収入を得る」という基本的構造は変わらない。
ただ時間軸によって個々の立場が異なるだけで、大まかな社会、人間の営みはきっと何万年前から変わっていない。
「最近の若いモンは…」という言葉が最初に記録されているとされるのは、確か古代ギリシア。
社会がおかしくなってきているのではなく、社会を見る自分の目が変わっただけ。新たな定義が与えられただけ。
「いじめ」「フリーター」「ニート」どんな現象にしたって、それを表現する言葉と定義が与えられただけで、少なからず昔から存在したことだと思っている。
肩こりを示す言葉がない言語を話す人は肩こりを持たないと言う。そういった人たちに「肩こり」を教えてあげると、肩が凝りだすそうだ。
それと同じで、定義が無ければさも存在しないしないように観測されるし、肩こり肩こりと周りが騒がなければ肩こりを気にする回数も減るわけである。曲がった見方をすれば、企業のマーケティング担当者による肩こり増加計画が見事に成功している訳だ。

最近は、世の中の見方がさらに変化してきた。
これからどう映るようになるのか楽しみである。

追記:
余談だが、面白い調査を発見した。
facebookでの「最も尊敬する職業は?」という質問。
stats_byage.jpg
Nがいくつだったか覚えていないし、年齢はアカウント登録の年齢なので信頼性は知らないが、面白い。
特にScientists, Artists, Business Peopleでの年代差が如実に「年代による視点の違い」を表している。
Athletesで、25~34歳で一旦盛り返しているのは、社会に出て現実の壁と葛藤している人たちに、世界の第一線で活躍するアスリートがまぶしく見えるのではないかと勝手に推理している。

June 15, 2007

三次元の思考

最近思うのだけれど、考えを組み立てたり伝えるために必要な構造は、三次元なのだと思う。
三次元という発想は実はそのまま受け売りなのだけれど、ここへ来て実感する。

まず、メッセージを明確にする。
何を伝えるのか。何が結論なのか。

そのメッセージを、水平方向に要素や原因などに分解する。
結論に至るには何と何が必要なのか。理由は何なのか。原因は何なのか。

その各要素や原因を、垂直方向に掘り下げる。
理由が結論に至る過程を支持する補論。原因と結果の関係性。

そうして列挙された各項目毎の関連を確認する。その関係性と、最初に定義したメッセージとの関連に注意しつつ、順番や水平・垂直の関係を調整する。
水平*垂直方向の三次元に散らばった要素が相互に関連していたり、実は相反するものだったり。
例えば、最初に考えた時点でAとBは水平方向に並んだ並列の要素で、Aという要素の下にa1が、Bという要素の下にb1が付随していたとする。それはもしかしたら、Aの下にa1、a1の下にB、さらにその下にb1という関係かもしれない。

最後に全体の構造を見返して、全体として一貫性があるかどうかをチェックする。
これを山に例えるとすると、伝えるべきメッセージが山頂。
富士山に熱帯雨林があったらおかしいし、山が半分欠けているような形になっていても困る。
全体に整合性があり、一貫してメッセージを支持しているかどうか。つまり山としての形をなしているか、ということですね。
別に支持していなくても「ここはこうなっているので、この理由はもしかしたら間違っているかもしれない」みたいな補足があってもいいのだけれど。

補足:
原因は垂直方向じゃないのかという突っ込みはご勘弁を…。分解して横に広げるのが主眼だと思っていただきたい…。分解していくときに垂直と水平両方に広がりを持つのは承知の上です。イメージとしては一つの話題を面で捉えて、各面が重ならないように、間が空かないように漏れなくダブりなく広げていく感じです。
あとこれなら二次元じゃない?というご指摘もあるかと思いますが、僕の考えでは、横に広げるとき「領域」を持っていると考えています。並列する話題でも広さや形が異なるわけです。そうすると線の概念ではカバーできません。

思い返してみると、2~3年前は全く意識していなかった。なので構造化されているときとされていないときがある。内容に対して質問をされて答えているうちに「ああ僕はちゃんと構造化していたんだな」と気づいたこともある。
1~2年前は、意識していたけど、明確に構造を意識していたわけではなくて、構造に至る過程だけを意識していた。各論を具体化させる、個々の理由が伝えるべきメッセージにあっているか等々。
その後は、明確に構造を意識して、可視化するようになった。こうなってくると、すごく細かな点をチェックしていても、なんとなく自然に全体との整合性やメッセージとの関連性を常に考えるようになると思う。

さてさて。明日は最後のテスト也。

May 09, 2007

共産国家日本 その2:β分布モデル

Cover Letterを今日中に書こうと思うのだけれど眠くてやる気が出ない。
じゃあ昼寝をすればいいのだけれど夜型を直したいから今日こそは寝ない。
なので一ヶ月以上ほったらかしのネタをうpしておくことにしました。

以前に紹介した「共産国家ニッポン」シリーズ第二弾(最終回)。
今度はβ分布モデルです。
授業でCobb-Douglas生産関数について学んだので、それの応用です。
応用と言っても、グラフの形くらいしか使っていないのだけれど。

incomedistribution_beta (xlsファイル)

基本的な構造は、以下です。
まず、表1。

Distribution.gif

要素は、収入と教育費。
ただし、収入は「養育費に回せる額」と読み替えていただくと、より分かりやすくなるかと。
収入の昇順に左から並べると、右肩上がりの分布になります。
教育費は、本当なら右に行くほど高くなるのだけれど、面倒なので一定。
そこで「収入 - 教育費」の値を取ります。
このとき、値が負になると、教育が生活を圧迫して子供に十分な教育を施せないことになるので、子供の将来所得の分布は左へ偏ります。
一方値が正だと、さらに教育に施す余剰があることになるので、将来所得の分布が右に偏ります。

この分布を実現するために、β分布を無理矢理いじっています。
β分布は二つの値を元に分布が決定されますが、それを収入と教育費の差 (ここでは"d") によって変化させています。

このモデルは、分布の二極化が起こるモデルです。

表2
unstable.gif

表2を見ていただくとお分かりかと思いますが、"d"の値が負になる領域(赤)では、次の子供世代が左に分布しやすくなっています。一方の正になる領域(青)では、反対に右に分布が変化しやすくなります。
そのため、収入の分布線と教育費の分布線の交点が「二極化の境目」となり、ここを越えられるか越えられないかで大きな差が出ることになります。
境目を越えられた場合は、好循環を生み出し勝手に収入が増大していきますが、反対に境目を越えられない場合はそこから抜け出すのが困難になります。

これに近い話を国単位の経済、資本ストック等に置き換えると、開発経済学等で取り上げられるビッグプッシュ理論の根拠になる話が出来上がります。その際は確率論ではありませんが。統計データからも、国レベルで見たときに表2の"Unstable State"に当たるような境目が存在することが確かめられています。
実際に授業でやったのはそういう話です。

分かりやすいかどうかは存じ上げませぬが、簡単に言えばそういう話です。

僕が考えたのは、日本では養育費に回せる可処分所得が一般的に見て多いので、dの値が負になる領域が狭くなり、収入の分散が二極化しにくい。
一方の経済格差の大きい国では教育費が可処分所得と比較して相対的に高い (もしくは、何らかの社会的障壁が存在する) ため、"Unstable State"を越えることが難しく、二極化が進む。
そんな仮説です。
時間が空いてしまったのでgdgdになってしまい、大変申し訳ない限りです。

◇エクセルの設定値の説明◇
Highest Income 収入分布の初期値の上限
Lowest Income 収入分布の下限 (全世代)
Distribution Variance 収入変化の分散 (詳細は忘れました…)
Distribution - Center dの値がゼロの時にβ分布に代入する値。これが1だと一様分布になり、数字が大きいほど分布の広がりが狭くなります
Distribution - Weight β分布の変化がどの程度、dの値の変化に依存するか。数字が大きいほどdの変化に敏感になります
Distribution - αmin β分布の値が出力されなくなることを避ける目的で設定。そのままにしておくことを推奨します。
Education cost 教育費

May 05, 2007

D-day ~ ファンドがユーロ空売り攻勢をかける日

卒論の関係で、アジア通貨危機について調べてみる機会があった。調べれば調べるほど奥が深くて面白いものです。
(追記:アジア通貨危機は、過大評価された通貨に対してヘッジファンドが空売り攻勢を仕掛け、それを受けた政府が固定相場制を維持するだけの通貨を買い支えられず、変動相場制に移行し同時に通貨が信用を失ったことが原因と言われています。)
それに関連して「現在のユーロ高はいつまで続くのか?経済ファンダメンタルズを反映した適切な為替水準はいくらぐらいなのか?」という疑問に僕なりの解を与えるべく、調べてみました。

…けれど途中で正確な推計は無理だと言うことが判明。
理由は単純に、現在に関する経済指標がないせいです。
つまり、過去の分析は出来るものの現在や将来的な予測が難しい。
年次データで見れば、為替の安定的な水準が見えてくる (と思う) のだけれど、この手のデータは必ずタイムラグがあるため、集まって2005年までのデータ。特にEUとしての総合指標は集計に時間がかかるためかデータが出てくるのが遅いので、EUの総合指標のみが一年遅れのケースも目立つ。
そこから1年半以上経っていて、言うまでもなくGDPもインフレ率も変化しているので、現在にどの程度妥当性があるのかは不明です。

あとは、何故か整合性がいまいち…。
データが足りないので別々のソースから拝借する必要があったり、EUとしての指標がないのでEU諸国のデータを加重して全体としての指標を作ったり、重回帰分析をしてみれば何故かR-squaredが1になってしまったり、結果と理論が逆の結論だったり…。
これだけ時間と労力を費やして (といっても数時間だが) 何もしないのもバカらしいので、うpするだけしておくことにしました。

 ExchangerRate (xlsファイル)

考え方の基本にしたのは、まず為替レートがPPPに収束するという原則の下にその他の重要指標を考慮して恣意的に調整しましょう、という方針。
エクセルの内容は、各データ、調整して計算したPPPと為替レート、調整方法、PPPの原因を特定するための重回帰分析の4シート。
調整方法では、EUとしての総合指標を出すために、EU諸国のPPPをGDPの比率によって加重して算出。足りないPPPの年次データについては各国のHistorical Dataを単回帰して算出。
PPPに関する重回帰のシートは整合性が取れなくて信頼できる内容か疑問なので無視してください。結果として、経済指標をどうこう言うのも止めました。ご自分で数字を見てご解釈ください。

結果としては、2006年の経済状態から考えると、円と米ドルはほぼ均衡状態、ユーロは円に対して19.0%、米ドルに対して16.0%高い値段で取引されている、という推計結果。
現在のレートは大体ここ一ヶ月くらいの平均値と思われる値を適当に設定。数字を変えることも可能です。ただし、3種類のレートの間で裁定取引が成立しないように注意。("Arbitrage Checker"という数字を限りなく"1"に近づけてください。)

ここで為替相場が固定制であれば、ファンドはユーロの空売り攻勢をしかけてECBのユーロの買い支えを打ち破れた場合に約15%弱程度のリターンを得られることになるでしょう。ユーロが信用を失って通貨危機に陥った場合はもっとですね。
実際は変動相場制なので、相場にかなりの心理的圧力が必要ですが、現在のところは金利差がまだ有効であるとの見方が支配的なので、ファンドが単体で空売り攻勢を仕掛けたところでユーロが急激に値崩れを起こすことはないでしょう。要するに、空売り攻勢のかかる"D-day"はあったとしてもしばらく先であろう、との個人的観測です。
ただ、長期的かつ理論的に考えるならば、将来ユーロは10%程度の値下がり (つまり10%程度の空売りによる投資利益) が見込まれます。
といっても、金利差が埋まってかつ日本の経済指標が相対的に上向いたらの話ですので、3~5年くらいの息の長い投資になるかと。年リターンは3%弱でしょうか。まぁ日本で銀行に預けておくよりいいかもしれませんね。保障はしませんが。

MicrosoftとYahooの合併交渉は成立するのでしょうか…。

March 14, 2007

次世代マウスに関する妄想

百式に、いけているサイトが紹介されていた。bump topというサイト。
概要は百式を、詳細はbump topのデモ映像を参照されたい。
インターフェースがいけている。
みなさんもそうかもしれないが、普段はリアルのデスク上、PCのデスクトップ上、両方とも「場所」で覚えている項目が非常に多い (もちろん机の上に限らず)。
他人にとっては汚い机の上に見えても、本人にしてみれば整頓された分かりやすい机だったりする。
僕の場合PCのデスクトップについて言えば、ゴミ箱は一番左上、ショートカット系は右上。その他も一時的な項目以外は、場所を入れ替えてしまうとちょっと混乱してしまうくらい場所慣れしている。

ただし、このbump topもいくつか問題はある。
まず、重そう…。そしてグラフィックチップとかの要求スペック高そう。
これはまぁ、そのうちPCの処理能力が進化して解決される問題だ。
もう一つが、視覚的なインターフェースは直感的なのに、相変わらず入力デバイスはマウスである (bump topのデモ映像ではペンのようなものを使っているが、実際にPCに乗せるならまずマウスになるだろう)。
せっかく直感的に情報が整理されていても、現在の「左右クリック + ホイールボタン」のマウスでは限界がある。

そこでだ。
思ったのだけれど、何故もっと直感的なマウスは作られないのだろう。
必ずしも大衆向け出なくて良い。
今僕が妄想するマウスは、素手での入力。
タッチパネルに相当するマウスパッドを机の上に置いて、それを触って操作する。
タッチパネルといっても、画面を触らせろとは言わない。マウスパッドにセンサーを埋め込んで、そこから情報を読み取るだけでいい。それをUSB経由でパソコンに入力すればいい。これなら現在のPCでも使用可能である。
使い方の例を挙げると、デモ画像にあったように書類の山を一つずつ確認する場合は、実際に複数枚の紙をめくる様な動作をすればよい。よく先生が配布する紙の枚数を数えるときにやっていたように。
他には、デモ画像の最後にあった重要度の低い書類の処理は、そのまま、机の上の紙をくしゃっと潰す様な動作をすればよい。

と書くとまぁ難しそうに聞こえるが、実は処理している情報は驚くほど少ない。
指の座標と、指が接しているか否かと言う論理値が、指の本数分。
それだけである (たぶん…)。
これをクライアントPC側のソフトウェアで処理すれば、非常に複雑な操作も実現できる気がする。
しかも利点としては、処理をソフトウェア依存に出来る点にある。
これならマウスのカスタマイズが自分でどうにでも作れる。
オープンソースの腕の見せ所である。
右に指をこすったら画面上では左にマウスを動かしたり、2本の指で同時にタッチしたら"Alt + Tab"と同じ操作等々、何でもできる。
自分の欲しい機能をダウンロードして走らせるだけで、非常に直感的なマウスの完成である。

ただ困るのは、常駐ソフトだから重いといただけない。
あとうまく作らないと手をずっと浮かせていなければならず、疲れる…。

妄想のままに書いてみたものの、実現していないからには何かちゃんとした理由があるのだろう…。
あーぁ。早く脳に直接PCが繋がらないかしらん…。

December 13, 2006

抗うつ薬としてのにんにくに関する考察

注:私は医学や薬学等に関する知識はありません。栄養素の種類と効果に関してはインターネット上の情報、その表現や効果の解釈等は主に私の経験則からの情報です。当該情報の真偽に関しては、各自の判断にゆだねられます。私は一切の責任を取れません。

先日、にんにくに"抗うつ作用"があるのではないかと言う話になったので検証してみた。
と言っても、軽度の "うつ" である。
病気と呼ぶほどのものではなく、長期にわたって気分が優れない状態を指す。
前提条件は、
・通常必要とされる栄養素のたんぱく質は除く(実はそれらにも種類があって重要な働きをしている可能性があるが無視)
・抗うつの効果は物理的身体もしくは神経に対する高揚効果とする
その他の詳細は後述。


参考サイト:
まほろばの里
餃子の濱よし 餃子ってすばらしい!
その他各所のリンク

取り上げる栄養素は以下。
- アリシン (アリチアミン)
- スコルニジン
- ゲルマニウム
- アホエン
- ビタミンB1

[quote]
アリシンは強力な殺菌作用と共に疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収を助ける作用が知られていることから、たんぱく質の消化を促したり、胃液の分泌を促す、発汗などの代謝作用を高めるといった働きがあります。
アリシンには血小板凝集抑制、抗酸化、抗ストレス、抗ガンなどの作用があることも分っています。

[/quote]
アリシンはビタミンB1と反応してアリチアミンを生じます。
アリチアミンはビタミンB1と良く似た働きをしますが、吸収率が非常によくかつ体内への蓄積率も高いと言う点で優れています。
そのビタミンB1はと言うと、糖質を分解する酵素を助ける働きがあり、糖質のエネルギー代謝を改善します。
糖質は脳のエネルギーとなるので、脳が原因となる疲労感改善に効果があります。
[quote]
スコルニジンは主に滋養強壮・食欲増進・血圧降下・抗神経痛・抗更年期障害・コレステロール値低下作用等、新陳代謝を盛んにして強壮作用や食欲増進の効果があり、風邪の回復を早めたり、風邪をひきにくい体にしてくれたりします。
[/quote]
このほかゲルマニウムは疲労回復、抗ガン作用があるとのこと。

さて。上記はほぼ引用。
ここで情報を整理してみましょう。
文字通り読めば分かる情報は省きます。
まず、糖質のエネルギー代謝改善。
上記にあるように脳の疲労改善に効果があると思われる。
また神経細胞も他の細胞と同様にたんぱく質の合成等の代謝を行っているため、神経系にも気分の改善等の影響が出ることが推測される。
次に、血小板凝集抑制、血圧降下、新陳代謝。
要するに、血液がさらさらになる。
血圧が下がり血流がよくなると、結果として代謝の改善や心拍数の増加などが起こり、身体レベルでの高揚感が得られる可能性がある。

以上を簡潔にまとめると、脳と神経系に疲労回復や高揚感をもたらし、身体活動も活発化することが予想される。
乱雑に僕の脳内変換で言ってしまえば、気分が軽くなってちょっといい感じになり、軽く運動したあとの爽快感が得られますね、という感じでしょうか。

実は、三環系抗うつ薬のアプローチはこれと同様の効果を期待したものである。
[quote]
うつ症状にある状態においてはノルアドレナリン、セロトニンなどの神経伝達物質が通常の状態より不足することがわかっており、三環系抗うつ薬はこれらの神経伝達物質に関与する神経細胞受容体に作用し、遊離するノルアドレナリン、セロトニンを増やす…
[/quote]
ここでノルアドレナリンの説明を見てみると、
[quote]
心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させる。
[/quote]
その前に出てきた話とほぼ同じと言ってよい記述がありますね。
と、言うわけで、やっぱり効果はあるんじゃないの?
というお話でした。

ただし、上記のいくつかのリンクに飛んでも分かるとおり、取りすぎは推奨されていないので、量を考えて食べるべきだと思われます。




以下余談:
以前寮に住んでいたときに、うつで医者にかかった人がいた。
その人の話を聞いたところ「抗うつ薬が効果を示してうつ状態から抜けつつあるとき、非常にイライラする」とのことだ。医者の先生がそれを一つの兆候として捕らえているのだと。
ん?待てよ、と。
過度のストレスからうつになるんだとしたら、何故わざわざストレスホルモンと呼ばれる物質を増加させるような処置を取る?
人為的とは言え、実際イライラする訳だ。
悪化させるようなものじゃないか。
過度のストレス → 大量のストレスホルモン → そのままでは生きていけないから対ストレスとしてノルアドレナリンを減らす → バランス崩れる → そのまま戻らずうつに
という流れも考えられないことはないけれども。
うつになったらイライラすらしないとも考えられないことはないけれども。
ま、結局細かいところは不明です。

Viva l'ail.

November 29, 2006

Scanning

ひょんなことから日本語を再認識した。

ぱっと文字通り一瞬、何かの文章を読んだ時、どれくらい内容を把握できるだろうか。
出来るだけ短時間で大まかな内容、方向性などを把握することをscanningと言う (たぶん)。
それが日本語なら?英語なら?フランス語なら?
実感がある人も居るかもしれないが、少なくとも僕は英語の文章をぱっと見ても内容は中々頭に入ってこない。
新聞などを読むとよく分かる。

これにはもちろん、慣れとちょっとしたテクニックが関連していることは間違いない。
ただ、それを抜きにして考えてみると、ちょっと面白い。

「漢字は絵なんだから、漢字は内容把握がしやすい」
という話になった。
確かに。文字通り「象形文字」ですから。
そう考えると、象形文字を使う言語系統はscanningや短時間での内容把握に適した言語だと言うことが出来る。
絵を次から次へと見ていくのだから。
細かいことは研究したわけではないから分からないけど、もっと言えば日本語は中国語より適していると言えるだろう。
何故なら、全てが漢字なのではなく、名詞や動詞の一部など「重要と考えられる箇所」が普通は漢字で表記されている。 (ちなみにドイツ語は名詞が全部大文字から始まるらしい。それも一種の目印になる。)
scanningでほとんど不要となる助動詞や助詞の類は、日本語を勉強したことがなくても「なんとなく違う文字」として認識できるだろう。
すると、日本の新聞って、実は中身をあまり深く読まれていないのかもしれない。
ゴシップの類も、きっと特異な環境・表現であるのではと思う。

象形文字ユーザーは、視覚情報と概念との結びつけが得意だったりするのだろうか。
例えばグラフを読み取る力、芸術の分野、その他いろいろ。

いやしかし、自分が日常的に一種の「絵」を見て育った人種だったとは新鮮だった。

January 27, 2005

Excel面白い!

これは面白い。次から次へと知らない機能が出てきます。
表側が100個とか200個とか、頭がおかしくなるようなワークシートを当たり前に扱ってる世界に足を踏み入れたわけですが、いろいろあるものですね。
エクセル羅針盤なるサイトを発見しましたが、ここのトップにに書いてある説明のおっしゃる通り。
これはMicrosoft儲かりますよ。当然。
で、こっちはこっちで明確な目的や目標があるから、学校の授業よりよっぽど面白いし。
きついのはもちろんなんですが。

でも、今のところ自分で目標や目的を明確にしてタスクをこなしている段階にない。
いい仕事をする癖をつけろと教えてもらったのですが、それは『そのタスクに隠されている意味を読み解いて、目的を明確にし、相手の求めることまたは求めているであろうことに対して120%で応えること』だと勝手に読み下しています。
本当はもっと違う言葉で教えられたのだけれど。僕の文章力では月並みすぎて・・・。
とにかくそういう癖を少しずつでもつけたいです。
そしたらその先の成長度を格段に上げることが出来ると思う。


最近、月が綺麗だなぁと眺める毎日のさわもちでしたよ。

January 12, 2005

はてな

この本はなかなかに面白い。

○はてなの本
4798107042.09.LZZZZZZZ
はてなの使い方がよく書いてあります。
小学生でも読めると思うくらいです。
RSSリーダーとかつくし、はてなダイアリーは本に出来るしね。なかなかに使える機能が多いようです。
ちょっとはてなを使い込んでみたいと思いました。


今日の特記事項。
・目的を明確化したものが仕事、そうでないものが作業。
・自己目標は後で振り返ったときに成長度がしっかりと計れるように、抽象度を落として文書化しておくべき。

今日の所要時間は約15分。
なかなか早くなってきたような気がする。

December 22, 2004

100万人のキャンドルナイト終了

酔っ払っております。
でも、気持ちが熱いうちに簡単に書きたいと思います。

国立でキャンドルナイトを企画、実行してみての感想。
やっぱり、支えられているなぁ。
自分の至らなさとともに、僕は一人じゃないんだという感動がいま僕の心境です。
迷惑もかけます。
負担もかけます。
イベント自体が人の心に対して訴えかけるものだから、論理で攻められたらひとたまりもないです。
メンバーにだって、無給で負担ばかりかけます。
でも協力してくれる人がいる。
期待をしてくれる人がいる。
僕は幸せ者です。
今日は、イベント全体としてはまず間違いなく失敗であったと思う。
でも、心で答えてくれる人たちがいる。
僕の心を支えてくれる人がいる。

僕は、成長したい。
お世話になったすべての人に恩返しがしたい。
お礼が言いたい。
せめて、還元くらいはしたいと思う。
僕は支えられている。
どうせなら一人じゃ生きて生けないような、人間くさくありたいと思う。

世の中に、新しい価値を提供したい。
社会に対して、なんらかのアクションを起こしたい。
迷惑、おせっかい、力不足、責任感の不足。
でも、僕は一人ではないんだな。
支え、支えられ生きている。

今度こういう気持ちになるときには、誰かに拠りかかられて倒れたい。

October 25, 2004

output最大化のためのinput

どうやら、僕はあまりよくない選択をしていたようだ。

今は何でもかんでもとにかくinputして、成長を望むべきだと思っていた。
だけどこれは、あまり生産的ではない。

例えるならば、僕は今お腹が空いている。
でもお腹が空いているからといってキャベツばっかり食べてても、消化はいいかもしれないが、エネルギー摂取の効率は悪い。
何より、やったらめったら詰め込んだとて僕のcapacityでは口に入りきりません。
いろいろなものを出来るだけ選んで、バランスよく食べないと。
ビタミンとかミネラルとか、必須要素をなるべく逃さないように。
かつ、自分の活動に必要な栄養素(たんぱく質とか炭水化物とか)としてなるべく適したものを。

僕の体は一つだし、睡眠も人並みにとらないと何年も持たない。
何をoutputとして出したいのかが重要で、inputはそれを最大化できる物を注意深く選ばないと。
確かに、何でもやってみるという姿勢は間違ってはいないけど。バランスの問題。
先日のカウンセリングでやたらと突っ込まれたのは、こういう深~い意味があったんだと、3日経ってようやく理解しました。
やっぱり先人の考えることはしっかりしてるなぁ。

まだまだ甘いなぁとつくづく感じました。

October 06, 2004

模索中に・・・

昨日、社会人の方にお話を聞いてきた。

その方は、語るべきものを持っていた。
語ることの出来る人生経験を持っていた。

確かに、楽天の三木谷さんやライブドアの堀江さんのような社会的成功は収めていないかもしれない。
でも、人の匂いがした。
心を持っていた。
初対面のくせに何が分かるのかと言われそうだが、僕は、こういう人が好きだ。


その方の運営しているサイトに【イーココロ!-ネットでボランティア活動 ショッピングで募金】がある。
ぜひ、このサイトを覗いて、その意義を考えてもらいたい。
1クリック1円に込められた意義や想い。
募金にとどまらず政治的選択や日常の行動などがどういう結果をもたらすのか。
語ってくださったことをそのまま伝えることは出来ないけれど、せめて輪を広げるお手伝いはしたいと思い、勝手ながらリンクを貼らせていただきました。
右の列のバナーからもクリックしてくださいね。

August 22, 2004

ロジカルシンキング

自分の勉強不足を世間様に曝すことを恐れず言うが、最近「ロジカルシンキング」という言葉が出てくるようになった。
どうやら、これから先に社会へ出る際に重要なスキルらしい。
高校までの勉強では聞いたこともなかったけどな。
そこで、理解を深めるべくまだ慣れないながらネット上にて勉強してみました。

特に参考にしたのは、EDU FACTORYの中のページ。なかなか詳しく説明されていた。
Googleで比較的上位に出てきました。
どうやら、どこを見ても定義としては『自分の考えを論理的に整理して、相手に分かりやすく伝えるように考えること』ぐらいで一致しそうですね。
ロジカルシンキングのツールとして登場する「ロジックツリー」や「ピラミッドストラクチャ」なども調べると、これは情報量としては膨大すぎる。今日とりあえずお気に入りに溜め込んだサイトは10個。
またこれから何度も読み返さなくては。
もうちょっと取捨選択ができるようになるといいな。

それにしても驚いたのは、ロジカルシンキングなどを教える法人主催の講座(社会人向け)が多いこと。
それも、授業料が高い・・・。
自分で勉強しなさいよ。
それか、大学の教育が社会のニーズを捉えてないってことですよね。
社会人むけにこれだけ供給があるんだから。

どっちかって言うと、大学側の問題かな。

August 09, 2004

仕様

仕様が異なるというのは、まことに不便なり。

自転車をちょっといじくろうとして、工具がなかったので2穴×6本のスパナセットを購入したところ、どれも大きさが合わない。何とか交渉して返品し、可変式のレンチを購入してやっとできた。
なんでそのくらい気を利かせて統一してくれないのかと甚だ疑問である。


少し飛躍があるかもしれないけど、ここからすると度量衡の統一というのは相当画期的だったに違いない。これよりさらに次元が違う話ですからね。

市場で淘汰され、統一されていく仕様。
そういえばメモリースティックの仕様競争(切手型・板ガム型)はまだ決着がついてませんよね?
身近な例を挙げるとPHSはもはや完全に淘汰されましたね。最初は優勢だったのにな。
こんな競争が日々行われてきて、これからも続いていくとはなんとも気の遠くなる話だ。
生物の進化の過程そのものを反映しているのだろうけど。

July 24, 2004

違い

blogに書くネタのない人生だったらどうしようかと思ったが、早速発生したので、書き込んでみる。


今日は、塾講師のバイト。
数学のクラス授業があったが、上司に当たるT先生が『今日は授業見学するかなー!』と言いだした。僕の授業をだ。
それが何を意味しているか分かりきった事なので、一人で緊張しまくっていた。
授業後、生徒と話していると、『T先生は何にも考えてないから気にしなくていいよ』とか、『一体何やってんのかね』とかいった話が聞かれた。
なるほど。当たり前だが、生徒と先生では立場が違う。当然認識も違う。
確かに、自分が中学生の頃に同じ状況にこめられた意味なんて思いつきもしなかった。
少しは成長したのか、常識なのか。

さらに、そのT先生から頂いた指摘についても興味深い点がある。
指摘は、一つ一つ的を得ていて至極当前のことである。
だが、そこに気づいていない。
もしくは気づいていても実行できない。
問題発見とはいかなるものなのか、再認識させられた。
こうやって言葉にしちゃうと月並みな感じになっちゃうな。漠然とした認識だから、本質に至るにはまだ程遠いけれど。

さて、これは客観的に授業見学した結果なのか。
経験の違いなのか、スキルの違いなのか。
それとも別の何かか。

答えを出すにはあまちゃんすぎるさわもちでした。